タンパク質と聞いたら筋肉大好きボディビルダーだけ気にしていたらいいと思いだろうか。
確かに筋肉を作るのにはタンパク質が大切ではある。普通の人もプロテインが必要になるかもしれません。
タンパク質にはいろんな役割があり、体の構築や健康でいるために重要!
今回はそんなタンパク質をテーマにしていきましょう。
タンパク質の必要性と効果
身体の70%は水でできるというのは聞いたことがあると思う。
その次に多い成分がタンパク質であり、約20%で成り立っています。
筋肉はもちろん、髪や皮膚、臓器、またホルモンや免疫物質などの材料になります。また、健康な血管を保つためにもタンパク質が必要になります。
不足すると肌や髪にダメージが出たり、筋肉が損なわれたりしてます。
タンパク質を取ることで若々しく、新陳代謝をより活発にさせましょう。
他にもタンパク質には体内での役割があります。
脳をうまく働かせる役割があり、不足すると脳の反応が遅れたり、記憶力や集中力の低下になります。
最後にタンパク質の必要性として、アミノ酸が関係します。
アミノ酸は20種類あり、それらが結合されてできるのがタンパク質です。
そして、20種類のアミノ酸がそれぞれの目的に合わせて、約10万種類のタンパク質へと形を変えていきます。
アミノ酸のうち11種類は体内で作ることができますが、残りの9種類は食べ物から摂取する必要があります。(ここはいらないけど、前者が非必須アミノ酸、後者が必須アミノ酸といいます)
タンパク質を摂取すると、一度アミノ酸に分解されて体に吸収された後に必要なタンパク質の種類へと再構築されるのです。
ちょっと難しかったかな。
タンパク質は日々作り替えられる
体を構成するタンパク質は合成と分解が繰り返しています。作られて、壊れての繰り返し。
爪や髪が伸びて、タンパクして作られています。
一方で、筋肉や臓器なども古くなったタンパク質は分解されて壊されます。その分、食事から摂取したタンパク質を利用して新しく再生します。
体重60㎏の成人の場合、1日で180gの組織を合成し、180gを分解しているという報告があります。
合成に利用される180gのタンパク質のうち100gは体内に貯蔵されたアミノ酸から再利用されます。
そしたら残り80gはどうしらいいか。
それは簡単で食事から摂取されるタンパク質が利用されます。
食事からのタンパク質の摂取が少ないと、必要量に対して不足してしまうため、筋肉量の低下だけではなく、健康に対してもさまざまな影響がでます。
タンパク質が不足すると
タンパク質は最初に言ったように筋肉や骨、髪、爪など体づくりに使われる栄養素です。また体の機能的に働かせるためのホルモンや酵素、体を守るために働く免疫体を作る材料になります。
ビタミン不足は肌トラブルや口内炎、体調不調や夏バテなど比較的に目に見えやすいです。
しかし、タンパク質が不足していると体の中で必要な場所に使われるということがあるため、すぐに症状として現れないことが特徴です。
タンパク質が不足するということはタンパク質を摂取するときの効果が得られないだけではない。
筋肉量の減少
筋肉は分解されて、新しく作られるためのタンパク質がないから筋肉が分解され続け減少するのはわかりやすいと思います。タンパク質を不足させてしまうと、結果として基礎代謝が落ちて太りやすく痩せにくい体質を作りやすくなります。
肌トラブル
肌のハリやツヤ、弾力に関わるのがコラーゲンです。肌の弾力に関わるのがタンパク質。タンパク質が不足するとシワやたるみの原因につながります。
髪の薄毛
髪の毛はほとんどがタンパク質で構成させています。そのタンパク質が不足すると枝毛や切れ毛、薄毛の原因につながっていきます。
集中力の低下
神経伝達物質もアミノ酸からできています。アミノ酸はタンパク質からできているので、タンパク質が不足すると神経伝達物質が作られずに脳の働きも鈍くなってしまいます。そうなると、集中力や思考力が低下していきます。
心身の不調はさまざまな要因によって起きますが、体内のタンパク質不足が原因になっていることで起きていることも考えられます。
症状が悪化させないためにも、まずはタンパク質って感じです。
そして、高齢者は特に注意が必要。
高齢者になると徐々に食事量が少なくなり、タンパク質不足を招いていることに気がつかないこともあります。
高齢者がタンパク質不足になると、体を守る機能が低下や筋力低下、骨量の低下などのリスクが高まるといわれ、老化を進行させる原因にもなってしまうのです。
次はタンパク質の摂り方についてです。下にリンク張ってます!
タンパク質はどのくらいの摂取量?どうやって摂取したらいいの?注意点は?
元気で入れるようにタンパク質に注目しましょう!
コメント