今回は注意が必要な足首の怪我について書きたいと思います。皆さん足首の捻挫をしたことがありますか?
えええ!今日のテーマってまさかの足の捻挫!?そんなのすぐに治るやんって思っているあなた!将来こわいことになるよ。スポーツをしているあなた!捻挫をバカにすると痛い目みるよ。
めっちゃ怖がらせるやんって思うけど、これは捻挫して病院に行かないでちゃんと治療しないでそのままにしていたケースね。
有名な選手でいうと羽生結弦選手とか!最近ではおばけフォークで有名になったソフトバンクホークスのエース千賀投手が怪我しました。怪我したときの映像は恐ろしかったな。しっかり治して復活してほしい。
それでは足の捻挫についていってみよう!!(足って言っているけど、足首のことでこれからは足関節って言います)
足関節の捻挫はどういう状態
足関節の捻挫ってのはまず、どうやって起きるかってところからいきましょう。よく聞くのは足関節を内側に捻ったのが原因で痛みが生じるやつ。
この時に足関節がどうなっているかというと、足関節が無理やり広がって、靭帯が伸びて、足関節の靭帯が損傷している、もしくは断裂している。さらにいうと、骨折までしていることもあります。
※ここでの骨折は剥離骨折のことで、靭帯が骨ごと持っていかれた状態。
「いや待て!骨折したら相当痛いから病院行きますよ。」ってなるよね。しかし、小さな骨折を起こしていることもあって、その時は腫れるけど、腫れが取れて、すぐに痛みが引くことがあるんだよね。市販の薬を使ったり、整骨院に行ったりしてね。
靭帯ってどういう役割があるの?
そのままにしていたら?
足関節の捻挫って靭帯に問題がおこることなんです。そしたら靭帯の役割ってなにがあるのってなるよね。
簡単にいうと骨と骨を綱みたいもので関節をグラグラさせないためにあるんです。
そしたら靭帯が切れたりしたら関節がグラグラしている状態なんです。
そのままにしていたら、
- 関節グラグラ⇒踏ん張りが効きにくい⇒転倒しやすい⇒手関節や股関節、腕を骨折
- 関節グラグラ⇒関節が変に動いて骨が摩耗⇒骨が変形⇒歩くたびに痛みがある
- 剥離骨折の場合⇒骨のかけらが大きくなる⇒痛みが出現
これで少しは治療したほうがいいとは思いますよね。スポーツ選手とか踏ん張り効かないとパフォーマンス落ちるよ。
治療方法
治療は簡単!ではない。靭帯って再生能力が低い組織なんです。でも安心してください、治癒します。時間かかりますが。
受傷後まず、腫れを取りましょう!
腫れがあると痛みもあるし、治る過程で有害効果をもたらして、完全治癒を遅らせるのです。
腫れを引かせるためには圧迫、アイシング、固定、挙上が必要です。このことをRICE(ライス)処置って言います。頭文字から来てます。
靭帯をいい位置にして固定!
いい位置ってのは普通に立っている状態の足の角度がいいです。病院でギプスしてもらったら勝手にいい位置になるけどね。
いい位置があるなら悪い位置があるのが、摂理です。
悪い位置とは、正座みたいに足関節をピーンと伸ばす格好だったり、足関節を捻る格好だったりがダメです!!ここ重要!!!
痛みが引いたら治っているサイン?
痛みは痛み止め使ったらすぐに取れます。また3週間もしたらお薬使わなくてもいいくらいに。
痛みが取れたから治ったって思って治療を自己判断で中止するのは悪いパターンです!
靭帯がしっかりなるのは6週間くらい!ここを覚えてないと靭帯がいつまで経っても治らないし、いい治療結果にはなりません。
どんなに医師が有名でも、患者さんが治療に参加しないと治るものも治らない。
6週間もギプスをつけておけというのか!?そういうわけではありません。サポーターという味方がいます。それを付けたらある程度の行動はできます。
まとめ
今回は足関節の捻挫についてでした。
この記事を読んで思ってもらいたいことは、捻挫したら病院に行ったほうがいいってこと。ただそれだけ!!
小中高大学生でスポーツしている子は監督さんが病院に行ったら治療しないといけないから行くなっていう人もいるけど、状態を見るためにも行ったほうがいいです。
整形外科でスポーツに強いところだと体のケアやメンテナンスをしてくれる。
整骨院はレントゲンとか取らないから信用しない派なんで。整骨院さんすみません。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。
千賀選手早く治って。
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