突然だが、誰しも思うことがある。
それは綺麗でいたい!
綺麗でいるためにすることは簡単!間違ったことをしないこと!!
間違ったことをすると、美肌と反対に肌トラブルのもとになる。
今回のテーマは水!
水で何が違うの?と思うかもしれませんが、だいぶ違うんです。
水は簡単に分類すると軟水と硬水
軟水と硬水の存在を知っている人はいると思いますが
この2種類で美容や肌に大きな差があることは知っているだろうか。
水だけで差が出るなら注意した方がいいと思います。
高い洗顔フォームやシャンプー、ボディーソープを使っていても水のせいで効果が、、、
今回はこの2種類の水について、そして美肌・美容にいい水について解説していきたいと思います。
目次
軟水と硬水の違い
軟水と硬水の違いは簡単に言うと硬さです!うん、、、
当たり前ではと思うかもしれませんが、これは本当なんです。
難しくいうと硬度が関係してきて、水の中にあるカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)がどのくらい含んでいるかで違ってきます。
日本での分類は
- 軟水:100㎎/L未満
- 硬水:100㎎/L以上
日本と世界では基準がちょっと違うんですよね。
あのWHO(世界保健機関)では炭酸カルシウム(CaCO3)の量での値
- 軟水:60㎎/L未満
- 中程度:60~120㎎/L
- 硬水:120~180㎎/L
- 非常な硬度:180㎎/L
そのほかに違いとしては、なぜ軟水・硬水と言われる由縁が関わってきて
- 軟水:口当たりが軽くてすっきりした感じ
- 硬水:口当たりが重たい感じで分かる人は苦く感じる
日本の水道水や国産のミネラルウォーターは基本軟水です。普段から飲んでいる軟水が日本人にはおいしく感じると言われています。
ちなみに水の硬度が違う理由としては、地下水にミネラルが溶ける機会に関係します。
水が地下にいる時間が長いとミネラルが水に溶けやすいので、大きい山で地形が緩やかな地域が多いヨーロッパとかは硬水が多くなります。
日本みたいに山はあるけど、急な山だと地下に水がいる時間が短くなるので軟水になるということです。
美容や美肌にいい水は軟水?硬水?
今回のテーマの回答は結論からいうと軟水が美容や肌に良い!!
そしたらなぜ軟水がいいのか説明していきます。
言い方としては軟水が良いというより硬水だといろいろと問題が生じるんです。
硬水に多く含まれるミネラルが皮膚や髪に刺激を与えます。
海とかに行った後に髪がキシキシ・ゴワゴワすると思いますが、これは海水のミネラルが原因なんです。
まだありますよ。
硬水と石鹸成分は相性が悪いんです。
硬水に多く含まれるミネラルが石鹸成分と化学反応を起こすと固まりやすくなります。
固まりやすくなった石鹸成分は水に溶けやすく性質になるので、洗い流しても石鹼成分が残りやすく肌のぬるぬるした感じが残ったり、髪のギシギシした感じになります。
洗い残された石鹼成分は掻痒感やフケ、皮膚トラブルなどを引き起こす原因になります。
一方、軟水だとミネラル成分が少ないため、石鹼成分と相性がバッチリ!!
泡立ちが良くて、石鹸成分が固まりにくいので石鹸がしっかり洗い流せます。
日本人の髪が綺麗な理由としては、日本の水が基本軟水ということがあると言われてます。
よって石鹸で身体を洗うときは硬水ではなく、軟水にすることで皮膚トラブルが防げる!!!
軟水のメリット
軟水のメリットはミネラルが少ないことにより乳幼児にはもちろん大人にも優しい水です。また、独特な口当たりがない分和食やコーヒー、紅茶に合います。
まとめると
- 乳幼児への影響が少ない
- 体に優しい
- 味や香りを生かした料理に合う
一つ一つ説明していきます。
乳幼児への影響が少ない
軟水にはミネラルの量が少いためお腹に優しく、乳幼児にも飲ませやすいです。
またミルクは元々必要な栄養バランスになっています。そのため、軟水だとミネラルが少ないのでミルクの味や栄養バランスを崩すことがない。
身体に優しい
上で記述したんですが、軟水はミネラルが少ないため、石鹸との相性がいいです。軟水だと泡立ちが良く、石鹸成分が固まることもないため髪や肌のトラブルになることが減ります。
軟水だと石鹸成分と溶けやすく、なおかつ洗い流しやすいため皮膚トラブルを避けやすい。
味や香りを生かした料理に合う
軟水のいいところは、口当たりが軽くてあっさりしていることです。そのため、出汁や和食など風味を楽しみたい料理に合います。
ご飯に変な味がついていたら嫌でしょ?
また、緑茶やコーヒー、紅茶など香りを楽しみとするものにも軟水がいいです。
軟水は食材そのもの味・香りの邪魔をしない。
硬水のメリット
硬水のメリットはミネラルが多く含んでいるので、不足しがちなミネラルを摂取できるというところです。
簡単にいうと
- 高血圧・動脈硬化予防
- 便秘解消
- お肉料理に合う
一つ一つ説明していきます。
高血圧・動脈硬化予防
日本人は塩分の摂りすぎる傾向があります。
塩分のなにがいけないかというとナトリウムが含まれており、ナトリウムを過剰摂取するとカルシウムが多く尿として排出される。
結果、カルシウムが不足することで起こる高血圧や動脈硬化が起きる。
このカルシウム不足を硬水で気軽に補おうことができるということです。
便秘解消
便秘のときに飲む有名な薬があります。
それは酸化マグネシウム
マグネシウムは腸の動きを活発にする働きがあります。
そのため硬水に含まれているマグネシウムを飲むことで同じ効果が得られるということです。
硬水にダイエット効果があると言われるのもこのおかげです。
便秘の方は目覚めの1杯に冷たい硬水を飲むと腸を活発的動くようになって、オススメです。
お肉料理に合う
よく聞くお肉料理と硬水は合うというのは解説します。
お肉料理で気になるのは灰汁や雑味、臭みです。それを取ってくれるのがマグネシウムです。
お肉だけだとミネラル分が不足しやすいため、ミネラルが豊富な硬水を使用することでバランスよく、美味しい料理を食べれることができます。
まとめ
水2種類の違いはミネラルの含有量によって、少ないほうが軟水、多いほうが硬水
そして、美容や美肌にいいのは軟水!
ダイエット効果のほうでいうと硬水だけど、これは飲みすぎ注意です。
すべて軟水がいいというわけではないです。
硬水にも健康でいるメリットがあります。
皆さんの水への意識が変わったら嬉しいです。
ちなみに上で記載していますが、
日本はほとんどが軟水だからワザと硬水を洗顔やシャンプーに使わなければ理論上大丈夫!
コメント