よし!献血に行こう!っと思ったあなた!
ちょっと寄ってらっしゃい。見てらっしゃい。
献血をしたいと思っていてもできないことが多くあります。
年齢、体重、採血のデータなどなどたっぷりと。
これは献血する人や輸血を受ける患者さんの健康のために厳しくしているのです。
許してやってください。
献血センターに行って、「あなたは献血できません」とかなったら悲しいし、時間を無駄にしてしまう。
献血する側も輸血する側も健康でいることができるように規則が決まっている。
行く前にちょっとチェックして、できるか確認してもらったほうがいいかな。
献血のメリット・デメリットもまとめてます!
これも見たら献血が楽しめるかも!
まずは献血の種類
献血にはいろいろ基準があるんだけど、まず知ってほしいことは献血にも種類があること!
- 全血採血 400ml
- 全血採血 200ml
- 成分採血 血漿
- 成分採血 血小板
同じやつが2種類あるし、意味分からないものも2つあるし。
これらは献血するときの選択肢です。
自分がどの献血をしたいか選ばないといけないからここを知っておかないといけないのです!!
選択によって、できる人できない人の区別がされることもあるので把握しておかないとね。
全血採血の400mlと200mlの違いは
採られる量が違います!当たりまえ!!
そしたらどうして分けられているかというと
献血者の負担と輸血される患者の負担を考えて2種類に分けられているのです。
簡単に考えて
もし800mlの輸血をするとします。400mlだったら2人分の献血でOK、でも200mlだと4人分の献血が必要になります。
それならそれでいいじゃんっと思うかもしれませんが違うんです。
一人ひとりの血液が微妙に違っていて、多くの人たちの血液を輸血すると副作用の可能性が少ない人たちの輸血より高いのです。
だからと言って、400ml取ると献血者側の負担もあるので200mlと分けられているということ!
成分採血の血漿と血小板って
血漿とは、白血球や赤血球、血小板以外の血液のことをいいます。電解質やタンパク質の有機成分ってことです。
血小板とは、血液を固める役割があります。寿命が7~10日しかない短命な成分です。
難しいことはもういいです。
そんな役割の成分なんですが、これらの献血は献血者の負担が少ないようになってます。
血漿や血小板といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法が使われます。
簡単にいうと必要な成分だけ採るということで身体への負担が少ないということ!
献血の種類が分かったことで本題のできる人できない人の話に行きます!!
献血できる条件

細かく定められていますね。
回数を多くして、お土産を狙うなら成分採血かな!言い方が悪い私。
でも輸血を必要としている人にとっては献血1人当たりに多くの量がいいです。
ここは良心に問うところですね。
しかし、これはまだ序章に過ぎないことをあなたは知らない。。。
遠慮していただくことがあるんだ
遠慮って優しいお言葉で書いていますが、感染症のリスクが高い人の血液を使ったら輸血する患者さんまで感染させてしまいますからね。
後、献血者の体のリスクを考えて遠慮していただくという面もあります。
- 体調不良の方
空腹状態や睡眠不足、お薬を内服中、発熱の方は安全の配慮ですね。 - 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
口腔内在菌が血液の中に入っている可能性があるため、治療して3日間は遠慮 - 予防接種を一定期間に受けた方
これはワクチン接種して最長1年開ける必要なこともあります。 - 6カ月以内にピアスの穴をあけた・刺青を入れた方
これらは感染のリスクが高いからご遠慮ということです。 - 動物・人に噛まれた、外傷がある方
傷からばい菌が入っているリスクがあるからね。 - 特定の疾患にかかったことがある方
心臓病、悪性腫瘍、痙攣性疾患、血液疾患、喘息、脳卒中、梅毒ですね。 - 海外旅行者および海外で生活したことがある方
帰国してから4週間は開けないといけない。
血液を介して感染する主な原虫症が考えられる方。 - 輸血歴・臓器移植歴のある方
未知のウイルスがいるかもしれないということで。 - エイズ・肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
不特定の異性または新たな異性との性的接触
男性同士の性的接触
麻薬・覚せい剤を使用
エイズ検査が陽性
上記に該当する人と性的接触 - 妊娠中・授乳中の方
妊娠中や出産・流産後6カ月以内
出産後1年以内で、母乳授乳中の方は健康面の配慮 - 新型コロナウイルス検査を受けた、診断された方
新しい感染症なんでいろんな取り決めがあります。⇒分かりやすいやつ
健全な人なら普通にできるんだけど、細かいところもしっかりされていている。
これはこれで安全な献血ができるというわけですな!
まとめ
以上できる人できない人の条件でした。
細かいところまで取り決めがあって、本当に献血する側、輸血する側の両者とも安全にできるようになっています。
献血はなんも怖くない!
ちゃんと言われた通りにしたら何の問題もない!
献血にはメリットやデメリットがあるので確認をしてください。
日本を救うために輸血をお願いします。
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