世の中の人でお金が多くあったらいいなっと思う人がほとんどだと思います。
この出だしは、お金を増やす方法を教えてくれるんでしょと思った方!!
方法ではなくお金を扱う上での健全な原則を教えることができたらなと思っている私です。
※お金を扱うとは、お金を手に入れて、手に入れたお金を守り、そのお金でさらに多くのお金を手に入れることです。
健全な原則を知らなければ、お金の貯め方を知らなかったり、お金が手に入ってもすぐに無駄に使ったり、間違ったお金の増やし方をしたりすることになるかもしれません。
今回は昔話から知恵を得て、現代に生かすというふうにしていきます。
それでははじまり、はじまり。
舞台ははるか昔のバビロン
むかしむかし、あるところに世界で最も裕福な人々がいた場所がありました。その場所は古代都市バビロンでした。バビロンが重要というわけではないんですが。
その都市には一人の大富豪、他には裕福な人や平民、奴隷がいて、平民や奴隷の人々は富を得るために大富豪に知恵を求めました。
その知恵が現代社会でもお金を得るために役立つということなんです。
昔の知恵だから使えないと思ったらそういうことはないんです。
その一部の紹介をしたいと思います。
5つの黄金法則
- 将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。
- 貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。
- 黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとしないだろう。
- 自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくだろう。
- あり得ないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅力的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくだろう。
よく読んでも分からないですよね。分かったらすごい理解力と想像力だと思います。
そして、皆さん分かるかと重いますが、全ての文章の終わりが「だろう」なんです。そういう行動をしたらそういう結果が起きる可能性があるということなんだけど、確率は高いという考え。
簡単な説明でいうと、
- 20万円の収入があったら2万円を絶対に使わないようにする。
- いい投資信託(S&P500もしくはオルカン、全米)にお金を入れる。
- 両学長、ぽんちょさん、亮平さんの言うことを聞く。
- 両学長、ぽんちょさん、亮平さんの言うことを聞く。
- 両学長、ぽんちょさん、亮平さんの言うことを聞く。
簡単でしょ。
特に最後の3つは大切です!!!
そのほかには「黄金の七つの知恵」や「金貨の袋か知恵の袋か」、「労働の喜び」などといろんなテーマについて書かれています。
正直、最初に説明したのは序の口かなと思います。他のテーマのほうがおもしろいかもしれません。
現代において
自分たちが富を得るためには意外とシンプルであることが分かり、富を得るためにはどうしたらよいか。それは行動することだと思います。行動すると言っても、宝くじを買って一攫千金みたいなものではないです。
バビロンの教えを実行することが大切だと思います。
宝くじで数千万円が当たったら金持ちですか?
お金持ちとはなるべくしてなる方のことです。
お金を多く持っていても出費が多いとすぐにお金は減っていく、収入と出費の差が小さいとお金は貯まらない。
お金持ちとは、お金の貯め方を知り、お金が増えるような行動できる人のことを言うと思います。
あなたはお金がほしいですか?知恵を欲しいですか?
バビロンの大富豪
今回紹介する本は
バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれたのか
- 著者:ジョージ・S・クレイソン 大島豊
- 出版社:グスコー出版
- ページ数:195ページ
- 値段:1650円
どんな人でもお金を欲しいと思うのは当たり前で、それをどのようにしたらいいかは分からない人が多くいると思います。
多くのお金の給料をもらっている、多くのお金を持っているという方でも金融リテラシーの基礎として原点を確認することができるものです。
お金を稼ぐ、貯めることも大切です。しかし、現在お金を稼ぐおいしいお話が多いですが、騙されることもあり、そのために自分を守る必要があります。
この本の原題「THE RICHEST MAN IN BABYLON」は1920年代に書かれてものなお、繁栄と富と幸福の原則は不変であるということで長く読まれている書籍です。100年も経過して読まれるということはそれほど内容が金融に関して核心をついていると考えてもいいです。
ちなみに「金持ち父さん貧乏父さん」という書籍でも「バビロンの大富豪」を紹介されるほどのものです。この本もとてもいい本です。
この本は小説になっていて、小説は苦手という人には漫画タイプもあり、とても読みやすくなっているのでぜひとも読んでもらいたいです。
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