人は皆、人に嫌われたくないと思うだろう。私はそう思う!
嫌われたくないあまりに自分にストレスがかかり、それが悩みへと、、、
さて、
皆さん、いろんな悩みがあると思います。ない人もいるかもしれませんが。
まあ悩みのだいたいが職場関係、恋愛、友人関係、金銭関係などなど
これらの悩みの本質として言われるが
「全ての悩みは対人関係」
なにを言っているんだ!
だれが言っているんだ!というと、今回の主役アドラーさん
アドラーさんはみんなの悩みを解決しようと考えたのがアドラー心理学になります。
アドラーさんの歴史
アルフレッド・アドラーは1870年、オーストリアの首都ウィーン市の郊外に生まれたユダヤ人。やっぱりユダヤ人は優秀なんだな。
アドラーは大学の医学部を卒業したあと医師をしていました。
その後、精神分析の創始者であるジグムント・フロイトとの交流を経たのち、アドラーは、独自の「個人心理学」と呼ばれる理論体系を構築しました。これが、今日のアドラー心理学と呼ばれるものに発展したのです。
歴史なんてどうでもいいんですよ!
歴史なんて聞いても悩みなんて解決しないよ!
大切なのは中身!!
まずはアドラー心理学の基本的理論から行きましょう!
そして、意味不明ワードの勇気づけと共同体感覚
それではアドラー心理学によって今までの考えを見つめ直しましょう!!
基本的理論
アドラー心理学を知るためには重要なキーワードがあります。
紹介するキーワードがアドラー心理学の大元!
その数なんと7つのキーワード!!
まずアドラー心理学の要となる5つの理論
- 人生は自分が主人公(自己決定性)
- 人の行動には目的がある(目的論)
- 人は心も身体も結びついたたった一つの存在(全体論)
- 誰もが自分だけの眼鏡を通してものを見ている(認知論)
- すべての行動には相手役がいる(対人関係論)
そして、重要な技法と価値観として
勇気づけと共同体感覚
正直、キーワードだけ聞いても意味が分からないものばかりです。
これでわかったら大したもんですよ!!
自己決定性
「人は自分の運命の主人公である」「人は自分自身の人生を描く画家である」
どういう意味かというと
置かれた環境をどうとらえ、どのように対応するのかそれを決めるのは自分自身
→あなたをつくったのはあなた、あなたを変えうるのもあなた
育ってきた環境や遺伝などの身体面のハンデなどが性格形成に影響を与えるが、それらの影響をどう解釈し、そこからどう態度を決めるかは自分次第
例えば
- 生まれた家が貧乏だから勉強ができない
- 足が遅いから運動が苦手
これらは非建設的な判断→無益ってこと
考え方を変えて
- 家が貧乏だから学校の先生にしっかり教えてもらおう。
- 足が遅いから力を利用できる運動をしよう
これらは建設的な判断→有益ってこと
ということで物事を決めるのは自分自身!!
目的論
「人間の行動には、その人特有の意思を伴う目的がある」
はい、また意味わからない言葉がでました。
簡単にいうと
人の行動には、必ず目的がある
アドラー心理学では未来志向の目的論が重要なところでもあります。
取り戻せない過去の原因を考えるより変えられる未来を目的に向かっていくことが大切ということ。
- 人に好かれたい(目的)から喜ばれることをする(行動)。
- お金を稼ぐため(目的)に仕事をする(行動)。
みたいな。
全体像
「人は心の中が矛盾対立する生き物ではなく、一人ひとりかけがえのない、分割不能な存在である」
同じことの繰り返しかもしれないけど
人の心の中に矛盾はない 理性・感情、心と身体はすべてつながった一つのもの
- ダイエットすると言って、ずっと明日からします。→ダイエットしないだけ
- 食べるつもりはなかったけど、食べてしまった。→食べたかった
意識と無意識、理性と感情、心と身体は分けることができなくてお互い関係しあっているってこと。
他の例として
夜眠れないからお薬の処方をしてもらった。
寝れないのは身体的原因だけではなく心も関係していて、どちらも併せて考えることが大切。
I can not・・・(できない)→I will not・・・(しようとしない)が適切な表現になるという考え。
認知論
「人間は自分流の主観的な意味づけを通してしか物事を把握できない」
というと
誰もが自分のメガネを通してものを見ている
人は同じ出来事を体験しても、感じ方や受け止め方がそれぞれ違います。
簡単な例があります。
女性のかわいいと男性のかわいいが違うってことですね。
対人関係論
「人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である」
簡単にいうと
すべての行動には相手役がいる
相手役がいないと人間の行動は考えれないということです。
- 相手の行動に影響を受け、人はある感情を抱き、ある行動をして返す
- 相手もまた、ある行動を示す
- 人間関係はお互いに影響を与え合う関係の中で生きている
ここで重要なことは相手とは自分自身であることもあるということ
現実の自分と、自分といつも問答をする自分がいる
ここまでがアドラー心理学の理論というより考え方として大切なところでした。じっくり読んだら理解しやすいんですが、、、
勇気づけ
次は行動面?です。これができたら人間関係での悩みが軽減して、人生を豊かに生きていくことができるでしょう。
てか勇気づけってなにってなりますよね。
勇気づけとは困難を克服する活力を与えること
勇気には3つの要素があります
- リスクを引き受ける勇気
→人生のリスクに直面したときに勇気がある人は、思い切ってチャレンジする - 困難を克服する勇気
→「困難は克服できない障害ではなく、それに立ち向かい、克服できるもの」という意識を持つことで、困難を味方につけることができる - 協力できる勇気
→目標に向けてメンバーの力を合わせる能力、自ら貢献する能力を持ち合わせている
勇気がある人チェック(勇気がある人の傾向です)
- 自立心がある
- 自分の能力を信じている
- 自分の欠点や弱さを客観的に認めている
- 失敗や挫折を学習・成長の機会ととらえている
- 将来を明るくとらえている
- 他者と協力的
- 自分の感情をコントロールできる
勇気づける人の特徴
- 尊敬と信頼で動機づける
- プラス思考
- 目的志向
- 大局を見る
- 加点主義
- プロセスを重視する
- 周囲との協力を重視
- 聴き上手
- 失敗を受容できる
簡単にいうと勇気づける人と付き合うことが一番楽ということです。
ただ付き合うのではなく自分も勇気づけれるようになったほうがいいです。
共同体感覚
最後にアドラーさんが重要視している考えの一つが「共同体感覚」
共同体感覚は家族・地域・職場などの中で、「自分はその一員なんだ」という感覚をもっている状態
共同体感覚を備えている人
- 仲間が興味を持っていることに関心を持つ
- 自分は所属グループの一員だという感覚を持つ
- 積極的に仲間の役に立とうとする
- 関わる人たちとお互いに尊敬・信頼し合っている
- 進んで協力しようとする
人間とは社会への所属欲求が人間行動の源泉になり、その中で自分の居場所(共同体)を見つけることを目指して行動します。
社会は人間が幸福に生きるための場です。
共同体感覚をもっている人間は社会(共同体)に貢献して生きるときに幸福になれるといわれています。
共同体感覚がどういうものかお分かりになっただろうか。
自分の存在価値を見出せたときに幸福が得られるみたい感じです。
まとめ
アドラー心理学はやっぱり難しいですよね。
アドラー心理学に関しての本を読むと理解がしやくなります。
アドラー心理学初めてっていう方には
文字だけではなくイラストも交えて簡単に説明されていて本読むのが苦手な人でもスイスイ読めてしまう1冊です。
アドラー心理学を用いてのコミュニケーションや仕事、ライフスタイルまで書かれています。
有名どころで言えばこの2冊は外せません!!
読書の苦手だった私が読んでも読み切れた本です。対話方式で漫画を読んでいるような感覚で読み進められました。
嫌われる勇気・幸せになる勇気があって、まずは嫌われる勇気から。
大切なことは
もらったものがなにかではなく、もらったものをどうするか
最後まで読んでいただいならどういう意味かわかると思います。
気になるなら嫌われる勇気・幸せになる勇気を読んでみていいかも。
おわり
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