転職エージェントを利用するとよく目にする「非公開求人」。
「なんで非公開なの?」「本当に良い求人なの?」と疑問に思う看護師さんも多いのではないでしょうか。
非公開求人は、条件の良い案件もあれば、逆に注意が必要なケースもあります。
この記事では、20代看護師が知っておくべき非公開求人の仕組み、メリット・デメリットを採用担当の経験から分かりやすく解説します。
✅この記事を読むことで分かること
📌 非公開求人の仕組みと公開されない理由
📌 看護師が非公開求人を利用するメリット
📌 非公開求人に潜むデメリットや注意点
1|非公開求人とは?
1-1|一般公開されない求人の仕組み
非公開求人とは、求人サイトや病院ホームページには掲載されず、転職エージェントを通して紹介される求人のことです。
看護師がWEB上で検索しても見つからないため、登録した人だけが紹介を受けられる仕組みになっています。
1-2|なぜ非公開にするのか?企業側の事情
・応募が殺到するのを避けたい
・内部事情で採用を大々的に公表したくない
・採用を急いでいて、効率よく紹介してほしい
こうした理由から、病院や施設は非公開求人として募集を行うことがあります。
2|非公開求人のメリット
2-1|条件の良い求人に出会える可能性
好条件の求人は公開すると応募が殺到するため、あえて非公開にされるケースがあります。
例えば「教育体制が整った人気病院」や「夜勤少なめのクリニック」などです。
2-2|採用スピードが早い
「すぐに採用したい」という病院の事情から、面接〜内定までがスピーディーに進むことがあります。
早めに転職したい人にはメリットです。
2-3|ライバルが少ない
公開求人に比べて応募者が限定されるため、競争率が下がりやすいという利点があります。
3|非公開求人のデメリット
3-1|情報量が少ない
求人票だけでは仕事内容や職場環境が分かりにくく、エージェントの説明に頼らざるを得ない場合があります。
3-2|エージェント経由でしか応募できない
自分で病院に直接応募することはできません。
担当者との相性が悪いと、希望に合わない求人ばかり紹介される可能性もあります。
3-3|希望条件と合わない紹介を受けることもある
「非公開求人=良い求人」と思い込むと、ミスマッチの原因になります。
必ず「希望条件と合っているか」を自分で確認する姿勢が大切です。
4|まとめ|非公開求人はあくまで選択肢の一つ
非公開求人は魅力的なチャンスがある一方で、情報不足やエージェント依存のリスクもあります。
大切なのは「公開求人と組み合わせて比較検討すること」。
選択肢を広げつつ、自分の希望条件に合うかどうかを冷静に見極めましょう。
次に読む記事