転職活動を始める決意をしたら、まずは履歴書を作成しましょう。
この投稿では初めて転職活動をする方にもわかりやすく、履歴書作成のポイントをお伝えします。
また、私が人事採用担当として履歴書のどんなところに注目しているかもお伝えします。
- 履歴書は手書き?PCで作成する?
- 必須記載項目の書き方
- 証明写真の貼り付けは必須?
- 人事がチェックしているポイントはここ
指定がなけれな手書き・PCどちらで作成しても問題ありませんが、最近では履歴書はPCで作成することが主流です。
手書きでないとマナー違反なのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、指定がない限りは問題ないことがほとんどです。
また、最近では看護師業務にPCを使用する場面がとても多いと思います。中途採用では日常業務に差し支えないPC操作スキルを求めることも増えていますので、PCで作成した履歴書はPC使用スキルがあることの裏付けにもなります。PCを持っていない方でも、タブレットやスマホで作成できるサービスも最近では増えているので活用してみると良いでしょう。
履歴書では必ず記載が必要な項目があります。中でも記載に迷う項目についてポイントをまとめました。
日付
履歴書を提出する日の日付を記載しましょう。郵送であれば発送日、面接時に持参する場合は面接当日の日付を記載すると良いでしょう。
住所
基本的には現住所を記載しましょう。現職の寮に住んでいて、転職のタイミングで転居をする場合であっても応募時の居住場所を記載することが一般的です。
但し、すでに転居先が決まっていて近日中且つ入社前に転居をするような場合は、転居先住所を記載しておくとスムーズです。
電話番号・メールアドレス
入社前にやり取りが発生することがあるので必ず記載しましょう。
学歴
中途採用の応募時は高校卒業から記載するのが一般的です。
職歴
最終学歴卒業後の職歴を記載します。
現在も就業中の場合は、現職の入社記載の下の行に「現在に至る」と記載しておくと就業中であることが分かりやすく良いでしょう。既に退職済みの場合は、退職まで記載しましょう。
配偶者・扶養家族
記入欄があるフォーマットを使用している場合は記載をしましょう。
最近ではこの項目を設けていないフォーマットも多いので、必須ではありませんが、扶養家族がいる場合は選考時に伝えておけると入社準備がスムーズになるので記載欄を活用しましょう。
希望など
応募後に聞かれるような、「入社時期」「配属」や「職種」などは記載をしておくとスマートです。
志望動機
人事・面接官は必ず志望動機を確認しますので、記載しておくと良いでしょう。志望動機の書き方はこちらの投稿でも詳しく説明しています。

履歴書の証明写真は大事な役割となりますので、貼り付けた上で提出しましょう。剥がれてしまわないようにきちんと貼り付けます。
誤記や記載漏れがないか?
自分自身の情報を正しく記載できているかどうかで、業務を正確に出来るかどうか見ています。学歴や職歴の在籍期間や、職歴の法人名に誤りがないか確認しましょう。
医療法人名や病院名は省略して記載してしまう方が多いですが、正式名称で記載しましょう。
証明写真
明らかにスマホで自撮りした写真を使う方も最近はよく見られます。スマホの活用は問題ありませんが、構図がポーズが不自然になっていないかチェックしましょう。上手に撮影できる自信がない方はスピード証明写真を使用する方が無難です。
くせ字
字の上手・下手は問題ありませんが、極端なクセ字は「少し変わっているのかな?(=同僚とのコミュニケーションに問題はないか?)」などと見られてしまう場合がありますので、誰でも読みやすく丁寧に書くと良いでしょう。殴り書きしたような雑な文字もNGです。
履歴書の使い回しは絶対NG!
紙がくしゃくしゃになっていたり、日付が1ヶ月以上前のものだと使いわましているのか?と思われます。
履歴書をスマホで撮影して送付するときは要注意
これが最もよくある残念なパターンです。
履歴書そのものはとてもよく準備されているのに、スマホで撮影したデータが暗かったりほとんどの範囲が影がかっていたり、履歴書以外のものが写り込んでいないか確認しましょう。
また、撮影するときはなるべく真上から撮影し、斜めの角度からの撮影は避けましょう。